「自分の心の在り方が伝わる言葉」で話せていますか?

唐突ですが・・
「させて頂きます」
という言葉。
 
あなたは使いますか?
 
文法的には「相手に許可を求める場合にのみ使うもの」だったり「過剰な敬語」と言われたりします。
が、私はあえて使うときがあります。
 

 
言葉には、使う人の「あり方」が出ます。
 
同じ意味でもどの語彙を選択するのかどのように表現するのかによってニュアンスは大きく変わります。
「させて頂く」には
僭越ながら・・という日本人らしい謙虚さと・・「できること」への感謝が溢れている表現ではないでしょうか。
 
「諸先輩がいらっしゃる中私のような若輩者が、お話するのは恐縮ですが、ご指名ですので一言お祝いを申し上げさせて頂きます」
結婚式などで、このような「させて頂く」を聞いたことがある人も少なくないでしょう。
スピーチでも、訓示でも、挨拶でもそんな「場」と「人」への気遣いを感じられる言葉でもあります。
 

 
話は飛びますが、私はこの10年間。
海外のコーチ・脳科学のトレーナー国内外で活躍するヨガ・気功の先生・タイ・インド・日本の僧侶から学びを受けてきました。
その中で、私が心から尊敬する師は国籍・言語は関係なく「感謝と謙虚さ」を感じられる言葉をお使いでした。
(その人によって、話し方は様々ですが)
特に日本語は、尊敬語・謙譲語・丁寧語が明確に分かれているので、そんな「心の在り方」を言葉にしやすい言語といえるでしょう。
 

言葉は「いきもの^^」
使いようで、人の心を穏やかにもイライラさせることもできます。
あなたは「自分の心の在り方が伝わる言葉」で話せていますか?

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